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私はずっと母を恨んでいた。

誰からも好かれないような、
こんな自分に育てた母が憎かった。



母からは、
ヒステリー声でどなられたり、
手伝いをしても成績が上がってもいつもダメ出しをくらったりだった。

何をしてもほめられず、認められずだった。



だけどね、
やっとわかったの。

本当は母ではなく、
母に認められない、ほめられない自分を憎んでいたって。




母は料理は上手だし、
掃除好き、
近所づきあいも上手で、

良妻賢母だった。


そんなパーフェクトな母にしかられる自分は、
母が悪いのではなく、
自分の出来が悪いのだと思った。



なぜ、
母によくやったと言われるような自分になれないのか。

どうして、
いつも怒られるような中途半端なことしかできないのか。



大好きな母を喜ばせられない自分を、
憎んだ。

母に怒られてばかりの自分が、
情けなかった。

いつもうまくいかない自分が、
きらいだった。




だけど、
母を許したつもりでいた自分が,

なんだかまだ、しっくりうまくいかなかったのは、

自分で自分を嫌っていたからだとわかって、
ようやく心が落ち着いてきた。



自分で自分を憎んでいたから、

他人に気に入られるように、
ビクビクオドオドしながら生きてきた。


自分が感じたことをしっかり味わうよりも、
まわりの人に「いい人」と思われるように行動するほうが、
大事だった。



だからいつも、
自分が何を感じているのか、

何が楽しいのか、
わからなくなっていた。


何も感情がない無表情の人のように、
自分の心が空っぽのように感じられていた。


本当は、
心の中にいろんな気持ちがいっぱい詰まっていたのに。

出さずにためこんでいたから、
腐ってさえいたのに。





3月から新しい職場に入ったけれど、
今までのどの職場とも同じで、

なじめない自分、
同僚や先輩に気に入ってもらえない自分を感じて、
孤独だった。



だけど、
いい人ぶらなくていいとわかったから、

私の心は空っぽじゃないと理解したから、

自分の心にわきおこる感情を一つずつ味わったり、
職場の人に話してみたりできるようになってきた。



たとえば、
休憩室でおしゃべりしている同僚に気兼ねして、

そのおしゃべりが終わるまで、
話しかけられなかったけれど。



今は休憩室に入ってすぐに、

「あ~、おなかすいた~」
と、自分の今の気持ちを小声で出すようにしている。


誰にも聞かれなくても、いい。

まずは、
自分の感じたことを声にして出すことの練習だ。




またたとえば、
仕事が忙しいとき。

私は一人で大忙しなのに、
同僚が仲良し同士で集まっておしゃべりしている。


以前なら、
むかついていただけだった。


でも今は、
「おしゃべりしているなら、私を手伝ってほしいなあ」
とか、

「私も一緒におしゃべりしたいなあ」
などと、

自分の気持ちをくみとるようになった。





今まで、
自分の気持ちを職場で誰にも話せずにいたし、

誰も私に興味を持ってくれないと、
勝手に孤独感を感じていたけれど、


自分の気持ちを自分で理解してあげて、
自分の気持ちを声に出すことをしていたら、

孤独じゃないような気がしてきた。




自分が自分の感情のよき理解者になれると、
人間は心が落ち着いて、

やっと”人並みな生活”が送れるのかもしれない。



 = = = = = = = = = = = = = = = = = =



今日も読んでくださったあなた、いつも応援ありがとうございます!!




近くに、
世界遺産登録を希望している遺跡があります。


そこで今日明日限りのイベントが行われ、
遺跡のまわりにロウソクを照らす夜のお祭りに出かけてきました。

仕事が終わった後だったのでお祭りも終わる頃で、
かけうどんも100円引きになっていました♪

よもぎ、ごぼう、かき揚げの天ぷらも、
うれしい100円でした。


あ、
ロウソクで飾られた夜景も、
ステキでした。



明日もまた、
出かけて行く予定です(笑)。




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