上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
昨日の朝は、
生ごみなど燃えるごみを捨てる日だった。


布団から出るのもおっくうなほど、
寒い朝。

洗濯物を干すためにベランダに出るのも、
他に干してくれる人がいないからと、
しかたなく冷たい外気に身をさらしているだけだ。


そんな冬の朝。

市が指定した有料ごみ袋に、
ギュウギュウに1週間分のごみを詰め込んで、

重たくなった袋を持ち上げてごみステーションに運んだ。



ごみを捨てて自宅に戻ってくると、
ハア~ッと思う。

一つ、仕事が終わった、と。



でも出勤前に、
まだまだやることが・・・。


子どもが食べる朝食をこしらえて、
自分のお弁当を作り、
食べ終えたお皿を洗って、

顔に化粧品をぬりたくり、
口紅をぬって上下の唇をヌリヌリさせて、

玄関の鍵を閉めて仕事に行く。




こんな毎朝のバタバタした時間が、
実は幸せなことだとは知らなかった。

実は今週は、
ヘルパー2級の資格取得のために、
介護老人保健施設に施設実習に行っている。


介護老人保健施設は、
医師がいるので医学的にも管理されて安心だし、

介護職員による入浴介護もあるし、

作業療法士や理学療法士などによるリハビリテーション指導もあれば、
食事も1日3回+おやつまで出てきて、

至れり尽くせりだ。



でも、
介護老人保健施設に入っている高齢者たちは、

ほとんどみな、元気がない。


脳梗塞や交通事故などで体にマヒが出たり、
認知症のため家族から離れて施設暮らしをしているわけだから、
健康ではないのだが、

やる気や生きる意欲が見られない人も多い。



同じ施設に入居している人たちと談笑することもあまりなく、
持ち込める私物も少なく、

集会室のテレビのまわりに、
ただ、
ボーっとして車椅子に座っているだけ、

あるいはすることが何もなくて、
居眠りして時間をつぶすだけの人たち。




料理なんてしなくても、
ご飯が食べられていいなあと思っていたけれど、

食事も入浴も掃除もすべてやってもらって、
自分から他人の役に立てることはほとんど何もない。

自分が他人に何かを与えることも、
ほとんどない。



ごみ捨てさえ、
しなくていいのだ。




そんな、
与えられるだけの環境は、

わずらわしさのない、24時間介護サービス付きの環境は、

実はつまらない、
何のために生きているのかわからなくなるようなものみたい。





ところでリハビリ室には、
スポーツジムのような、体を鍛えるすばらしい設備がいくつもある。


それらを使うような高齢者がいるのかと、
施設実習先の職員に質問をしたら、

意欲がある人はリハビリをがんばってするという。


年齢や身体の不具合の度合いに関係なく、

「本人のやる気によるわね」
と言った。





年をとって将来が見えなくても、
わずらわしいごみ捨てができる環境にいる幸せに、
気がつけるかどうか。



私も、

子どものために、
苦手な料理をしなくてはいけないという幸せ、

働かなくては子どもを食べさせていけないという幸せ、

嫌いな掃除を他にしてくれる人がいないという幸せ、


などなどに、
気がつかなくては・・・ね。



 = = = = = = = = = = = = = = = = = =



今日も読んでくださったあなた、いつも応援ありがとうございます!!





スポンサーサイト

コメント

コメントの投稿



管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)


 | BLOG TOP | 


上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。