夏休みの1ヵ月半のうち、
3週間は子どもたちを実家に預け、
2週間は千葉の両親に我が家に来てもらって、
私が昼間、仕事をしている間、
子どものめんどうを見てもらっていた。
そして9月になって新学期が始まり、
再び、
母子3人の生活に戻った。
子どもにどなってばかり、
たたいてばかり、
怒ってばかりのお母さんをやめようと、
何百回目かの決意をして迎えた9月だったけれど・・・。
学校が休みの土曜日に、
庭に干しておいた敷布団3枚をしまっておいてねと、
仕事に出かける前に私は、
息子に頼んでおいた。
ところが夕方5時に、
老人福祉施設の利用者の送迎中に、
私の家の前を車で通った職場の同僚が、
「まだ、布団が干してあったよ」
と教えてくれた。
それで私は6時に帰宅すると、
息子に何時ごろ布団をしまったのか、聞いてみた。
すると、
「3時ごろ」
と答えるではないか!
職場の人が5時に布団を見たと言っていたよ、
と私が言っても、
「3時にしまった」
と息子が言い張るので、
私は息子を信じることにした。
ところが、
夜7時近くに友人宅から戻ってきた娘が、
「5時にはまだ、布団が干してあったよ」
と教えてくれた。
私はすぐに息子を呼びつけ、
「妹が、5時に布団を見たって言っているよ?
おまえは、私にウソをついたのか?」
とどなった。
息子は観念したのか、
今度は5時過ぎに布団を取り込んだことを認めた。
夕方寒くなってから、
布団を取り込んだことも残念だったけれど、
息子が私にウソをついたことが、何より許せなかった。
「おまえは、私をだましても平気なのか?」
「ウソがばれないで、
お母さんに怒られなければ、それでいいのか?」
私は息子の頬を2回、思い切りはたいた。
私は怒って、
どなりまくった。
その翌日も、
私は息子をたたいた。
私と娘がサッカー部の試合に出かけてる間に、
るすばんをしていた息子が、
カップラーメンを食べたのに、私に報告しなかったから。
カップラーメンを買い置きする私が悪いのか、
だけど、
カップラーメンは健康によくないと思っているから、
息子が勝手に、
黙って食べたことが許せなかったの・・・。
その晩は、
3人でもんじゃ焼きを食べに行く予定だったのに、
息子は私と一緒に来なかった。
一人で留守番をして、
レトルトのカレーを食べた。
もんじゃ焼きの店から、私は電話したの。
「コーラ、飲む?
かき氷、食べる?
焼きそば、食べるかい?」
と、
息子がもんじゃ焼きのお店に来るように誘ったけれど、
怒って泣いていた息子は、
とうとう来なかった。
私は、育児に行き詰っている。
楽しい親子関係に、
いろんな話のできる親子になりたいのに、
ちっともうまくいかない。
苦しくて、
悲しくて、
自分が情けない。
でも、
行き詰るって、すばらいいこと。
今のままの私でいてはいけない、
ということだけは、
わかるから。
じゃあ、どうしたらいい?
今日ね、
私が働いている老人福祉施設のおばあさんと話をしたの。
もうすぐ80歳になるというその人は、
争いごとが嫌いだから、
一度も夫婦ゲンカをしたことがなく、
子どもを怒ったこともほとんどなかったと言うの。
ご主人が亡くなる前に、
彼女にこう言ってくれたんだって。
「おまえ(が妻)だったからこそ、
(ワンマンの)俺とうまくやってこれたんだな」
彼女はケンカしたくないから、
「自分がバカになって、
(夫から)白なのに黒と言われても、
ハイハイとやってあげた」
と言った。
だから子どもが二人ともとても素直に育ち、
子育てで苦労したことがなかったと言う。
もうひとりのおばあさんとも、
子育てについて話をしたんだけれど、
クソまじめな自分がバカになって、
子どもが自分の思うとおりに行動しなくても、
許してあげることも必要なのか、
と思った。
けれど、なぜそれが、
私はできないのか?
それは、
私が怒ることが愛情だと考えていた両親に育てられたから。
怒らないで子どもを育てる環境を、
体験していないからだった。
だからいくら頭で、
怒らないママになりたいと思っても、
なれなかった。
だから、私、決意したの。
自分の親とは違うやり方で、
子どもを育てるって。
それは、
私が結婚する前から思っていたこと。
でも、
改めて決意するネ。
もし、またうまくいかなくても、
また、
怒らないママになる!と心に誓おう。
ストレスを子どもに八つ当たりしないママになるために、
何度でもできるまで、
決意して、がんばろう。
将来、私が一人暮らしの老人になったとき、
子どもがやさしく私に気遣ってくれるような、
そんな親子関係でいたいから。
(そうではない親子関係の老人を、職場で何人か見ているから。
だからわが子が、
親にひどいことをするような大人になってほしくないから)
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今日も読んでくださったあなた、いつも応援ありがとうございます!!